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将来、重い病気にかかって家族に迷惑をかけたくないなら、自分が苦しみたくないなら、一生元気に趣味や仕事を楽しみたいなら、ウォーキングよりも、ジム通いよりも、食事制限よりも、何よりも先にやっておかなければならないことがあります。
それは内臓を温めることです。
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皆さん、どうもこんにちは。
本要約チャンネルのタケミでございます。
今回は山口勝利さんと井上宏一さんの「死ぬまで元気でいたければとにかく内臓を温めなさい」という本を解説していきたいと思います。
将来、深刻な病気にかかって家族に迷惑をかけたくないとか、辛い病気にかかって苦しみたくないとか、一生健康な体で旅行や趣味を楽しみたい、これらは誰もが望んでいることであり、特にこの動画を見てくださっているような健康リテラシーの高い皆様は、そのように健康への思いを強く持っていらっしゃるかと思うんです。
そして皆さんの中には、既に太らないように私は食事に気をつけていますとか、食事で足りない栄養素はサプリメントで補っていますとか、定期的に運動し、睡眠時間もちゃんと取っているよといったふうに、何かしらの健康法を毎日実践している方も少なくないのではないでしょうか。
このように健康に気を使っている皆様、バッチリOKでございます。
それは素晴らしいことであります。
しかし、いつまでも健康な体でいたいなら、病気を遠ざけたいなら、どんな健康法を始めるよりも、まず先にやらなくてはいけないことがあるんだと著者は言っています。
それはズバリ内臓を温めることであります。
どんな健康法を試しても内臓が温かくなければ病気になるリスクは高いまま、せっかくやっている健康のための努力も無駄になってしまう可能性があるそうです。
内臓を温めると言ってもピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、これは非常に簡単にできます。
後々、詳しく解説していきますが、とりあえず今はどんな健康法を試しても、同時に内臓を温めるということをしなければすべてが水の泡になってしまう恐れがあるという著者の指摘をまず抑えておきましょう。
私もこの本を読む前から体を冷やしてはいけないということは知っていましたが、これほどまでに内臓を温めることが大切で、どのようにすれば内臓を温めることができるのかという詳しい部分までは知らなかったので、とても勉強になる一冊でした。
ですので、この動画を見ることで、この本いいなと思っていただけましたら、ぜひ一度手に取って読んでみることをお勧めいたします。
では早速、なぜ内臓を温めることが重要なのかという大切なお話からスタートしていきたいと思います。
それでは本日の品書きは次の通りです。
1限で、内臓温度を上げれば病気は遠ざかるということ、
2限で、内臓を冷やしてしまう3つの原因について、
3限で、冷えて弱った内臓を蘇らせる3つの方法について解説していきたいと思います。
それでは早速、1限の内臓温度を上げれば病気は遠ざかるから解説をスタートしていきましょうか。
ではまずね、内臓温度とはそもそも何ぞやというところから説明していきましょう。
内臓温度とは言葉の通り内臓の温度のことでございます。
これは一般的な体温計などで測って出てくる数値とは異なります。
体温計で測れるのは体表面温度と呼ばれている体の外側の温度で、体の奥にある内臓の温度とは異なるんです。
健康な人であれば体表面温度より内臓温度が1~2度高く、37.2度~38度ぐらいが理想であると著者は言います。
この温度より下がってくると内臓は寒さで動きが鈍くなってしまいます。
僕らは寒すぎる部屋にいるとカチカチになっちゃって本来のパフォーマンスなんて発揮できませんよね。
それと同じで内臓が冷えちゃうとその動きが鈍くなり、本来のパフォーマンスを発揮できなくなります。
そのように動きが鈍くなってしまうことで、本来人間に備わっている健康を保とうとするあらゆる体の機能がうまく働かなくなるんです。
具体的にはがん、腎臓病、心筋梗塞などのリスクが高まるほか、高血糖、糖尿病といった生活習慣病、風邪やインフルエンザなどの感染症にもかかりやすくなってしまいます。
また基礎代謝が落ちますから太りやすくなってしまいます。
さらに肩こり、腰痛、便秘、胃もたれなどの症状になって現れることもあります。
他にも内臓温度が低いと自律神経が乱れやすくなり、イライラや集中力の欠如、やる気といった精神的なものにも実は悪影響を及ぼす危険性があるんです。
いやーこれは恐ろしいことですよね。
内臓の温度が低下すると内臓は寒さで動きが鈍くなってしまうんだと、そのせいで様々な不調が体に現れるというわけなんですね。
しかしですよ、逆に言えば内臓温度を上げてやれば、あらゆる病気は遠ざけることができるということでもあるんです。
ではここから具体的に、内臓温度を上げればどのような良いことがあるのかを紹介していきたいと思います。
内臓温度を上げるメリット①老化に効く。②痩せやすくなる。③免疫力が上がり様々な病気を予防する。
それではサクサクと、このメリットを解説していきたいと思います。
まずは一つ目の「老化に効く」についてですが、さて私たちは誰もが老化したくないと思っている。
そんなことは当たり前でしょう。
そこで皆さんに老化に効く良い方法をこっそりと教えましょうか。
それはズバリ内臓温度を上げることでございます。
なんで内臓温度を上げると老化しにくくなるのか、その鍵は活性酸素にあります。
私たちは呼吸によって大量に取り込んだ酸素を使ってエネルギーを作り出すんですが、その過程で発生してしまうのが酸化作用を持つ活性酸素でございます。
一日に取り込んだ酸素の約2%がこの活性酸素になると言われています。
この活性酸素はがんなどの様々な病気の原因となるほか、血管や皮膚などの老化を促進させ、動脈硬化やシワやシミといった老化現象を引き起こす原因となります。
つまりですよ、いつまでも健康で若々しくいたいのなら、この増えすぎると悪さをする活性酸素、いかに増えすぎないようにするのかが重要なんです。
実は、内臓温度が下がると、この活性酸素が増えすぎてしまうんです。
なぜならば、抗酸化酵素という活性酸素の毒性を打ち消してくれる物質の働きを鈍らせてしまうからでございますよ。
ですから、活性酸素の生産を増えすぎないようにするためにも、内臓温度を高いまま保つということが病気を遠ざけ、若々しい元気な体を手に入れるためには必要なことなんです。
また、活性酸素を取り除くのとは別に、内臓温度が上がり、新陳代謝が活発になることで、見た目の老化も防げてしまいます。
それは、新陳代謝が活発になると、古い細胞と若い細胞の入れ替わりが活発になりますから、肌の張りや艶が良くなって、さらに細胞が入れ替わる過程で疲れも回復するので、疲れに強い体になるからでございます。
ぜひ、体の外も中も若々しさを保つために内臓温度を上げてください。
さらには、肉体や見た目だけではなく、脳の老化も内臓温度を上げることで予防できます。
最近、なかなか人の名前が出てこないよとか、最近あった出来事が思い出せないよというね、このような物忘れは、加齢による脳の老化によって起こるもので、ある程度の年齢になると仕方がないものであります。
脳を活性化させるには、十分な酸素と栄養が必要でございます。
それを運ぶのは血液。
つまり、血流が悪くなると、十分に栄養が脳に回らなくなり、加齢とともに衰えてきた脳の機能を、さらに弱体化させることになるんです。
そのため、後で解説しますが「ヒハツ」というものを食べ、血管を強化し、内臓温度を上げ、血流を良くするということが大切になってくるんです。
それでは、内臓温度を上げるメリットの2つ目、痩せやすくなるについて解説していきたいと思います。
さて、痩せたいなぁというのも、多くの人が思っていることだと思います。
そんな方にお勧めの方法をお教えしましょう。
それは、内臓温度を上げることでございます。
内臓温度を上げることで、健康で痩せやすい体が手に入ります。
特にね、何をやっても俺痩せねーよという人は、内臓温度が低下していることが原因なのかもしれません。
というのも、内臓温度が1度低下すると、基礎代謝が約15%も低下してしまうからであります。
成人女性では、これはおにぎり1個分のカロリーに相当します。
そして、内臓温度が下がった状態が続いちゃうと、それだけで食事量が変わらなくても太ることになり、なかなか痩せにくくなるんです。
しかし逆に、内臓温度が上がると、基礎代謝がアップし、1日の消費カロリーが上がります。
食事量が変わらなければ、それだけでダイエットになります。
しかも基礎代謝が上がると、皮膚の下に溜まっている皮下脂肪ではなく、高血圧や糖尿病、動脈硬化のリスクを高めてしまう、内臓につく脂肪、いわゆる内臓脂肪が落ちやすいと言われています。
健康のために痩せたいという人にとっては、うってつけのダイエット方法でございます。
3限でね、内臓温度を上げる方法を紹介しますので、ぜひ楽しみにしておいてください。
それでは次、内臓温度を上げる3つ目のメリット、「免疫力が上がり、様々な病気を予防する」に解説を移っていきましょうか。
さて、寒くなるとすぐに俺風邪ひいちゃうんだよなぁという人もいれば、私はここ何年も風邪ひいてないぜ、そんな人もいるかと思います。
この2人は何が違うのでしょうか。
その差の大きな要因の一つが免疫力の差なんです。
私たちの日常には、ちっちゃすぎて見えていないんですが、様々なウイルスや病原菌が存在しています。
それらから常に体を守ってくれるのが免疫システムでございます。
免疫力とはその力のことで、これが下がることで様々なウイルスや病原菌から体を守れなくなってしまいます。
免疫システムの防御能力を維持したいのならば、後で詳しく解説するヒハツというものを食べて、ホカホカストレッチで内蔵温度を温めることが重要でございます。
内蔵温度を1度上げると免疫力が5倍になるという意見もありますし、内蔵温度が1度下がると30%免疫が下がるとも言われています。
何をもって免疫力というのかは、まだまだはっきりとした数値化ができていないのが現状で、いろいろな意見があると思うんですが、内蔵温度を上げれば免疫力が大幅に上がるということはわかっています。
ぜひ皆さん内蔵温度を上げて、健康を蝕む様々なものからご自身の身を守ってください。
内蔵温度が下がって免疫力が低下すると一気にがんのリスクも高まってしまいます。
それは30%免疫力が低下すると体の中で新たに作られたがん細胞を見逃す可能性が出てくるからです。
さらにがん細胞には低温を好むという特徴があり、35度台が最も活発に働くと言われています。
内蔵温度が低い状態はがん細胞にとっては最適な環境なんです。
逆にがん細胞は高温に弱いと言われています。
ですからがんを遠ざけるには内蔵を温めるのが重要なのは間違いありません。
それではこの辺で1限の内容をまとめておきましょうか。
ポイント1
内蔵温度とは言葉の通り内蔵の温度のこと。
健康な人であれば体表面温度より内臓温度が1~2度高く、37.2度~38度ぐらいが理想である。
この温度より下がってくると内蔵は寒さで動きが鈍くなり、様々な不調を招き様々な病気のリスクを上げてしまう。
ポイント2
内蔵脂肪を上げる3つのメリットは①老化に効く、②痩せやすくなる、③免疫力が上がり様々な病気を予防することである。
さて1限では内蔵温度を上げるメリットを紹介させてもらいました。
早速、内蔵温度を上げる方法を実行して、そのメリットを享受したいよと思われる人もいるかもしれませんが、その方法を実行する前にまず内蔵を冷やしてしまう3つの原因を知り、これらを取り除くことから始めなくてはいけないんです。
内蔵温度が低いままウォーキングやマッサージなど健康に良いことに取り組むことは、エンジンに不調があってうまく走らない車を無理やり何とか動かそうとしているのと同じであると著者は言います。
まずは体のエンジンである内蔵を温めて元気にすることが重要です。
それから様々な健康法を試すと今まで以上に効果が実感できるはずであると著者は言っているんです。
皆さんの中には謎の体調不良に悩まされていたり、肩こり、腰痛、頭痛などの痛みに苦しんでいたり、すぐに疲れてしまったり、冷え症に悩まされていたり、便秘に悩んでいるという方がいらっしゃるかと思うんです。
そんな人にこそ内蔵を温めてほしいんだと著者は言うんです。
このように言うと、まあ俺の平熱は36度以上で結構高いから俺には関係ない話だなぁと思われる人もいるかもしれません。
しかし体温が高いことと内蔵温度が高いことは関係ないんです。
体温が高くても内蔵の温度が低い人がいるんです。
体が冷えている人はもちろんのこと、温かい人であっても6割も内蔵が冷えているそうです。
ところが内蔵の温度と言われてもなかなかわかりにくいですよね。
体温のようにパッと体温計で測ることもできません。
ただ詳しい温度はわからないんですが、内蔵が冷えているかどうかを自分で確かめる方法もあります。
それはおへそを挟んでお腹に右手と左手を当ててみるという方法でございます。
上に当てた手よりも下に当てた手が暖かかった場合、内蔵が冷えているという可能性が高いです。
先ほど手足が冷たい冷え性の人はもちろんのこと、そのような冷えの自覚がない6割の人も内蔵が冷えていると言いました。
なんでこんなにも多くの人が内蔵を冷やしてしまうのでしょうか。
その原因はズバリ次の3つでございます。
①体の中から冷やす食習慣、②血流を悪くする生活習慣、③自律神経を乱れさせる生活習慣、これらの3つの原因が私たちの内蔵を冷やしているんです。
ですから内蔵を温める方法を実行すると同時に、これらの内蔵を冷やしてしまう原因を遠ざける必要があるんですね。
内蔵を温める方法については3限で解説しますから、ここではそれぞれ内蔵を冷やしてしまう原因をわかりやすく解説していきたいと思います。
まずは一つ目の原因、体の中から冷やす食習慣についてですが、一つ目は体の中から冷やす食習慣、これが原因なんですね。
冷たい食べ物や飲み物、体を冷やすと言われる食材が体の中に入ってくると、内蔵を直接冷やしてしまうことになります。
例えば本書で注意するべきだと指摘されているものに生野菜があります。
生野菜は体を冷やす食材の代表格だそうです。
特にトマトやレタスキュウリナスといった夏野菜、それから南国で採れる野菜や果物には要注意でございます。
夏が旬であったり、暑いところでよく採れたりするものは水分が多いなど、体を冷やす作用があると言われているからでございます。
しかし、ここで野菜を食べるなと言っているわけではないんです。
体を冷やすと言われる野菜を食べる場合は、せめて温めてから食べてほしいということ、そして極端に食べすぎないということが必要です。
逆に体を温めてくれる野菜も多くあります。
地下にできる根菜類、人参、ごぼう、レンコン、芋類などには温める力が備わっています。
野菜が好きな方は、ぜひそれらの野菜を積極的に食べるようにしてください。
さらには注意するべきものとして朝に食べるヨーグルトがあげられます。
ヨーグルトは朝に食べているようなんていう人が多いと思いますが、タイミングがよくありません。
朝は1日のうちで一番体温が低い時間帯です。
ヨーグルトを食べてさらに冷やすことはないでしょう。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌の効果は昼に食べたって夜に食べたって同じですよね。
どうしても朝にヨーグルトを食べたいなら、ヨーグルトを食べた後に体を温める食べ物や飲み物で内臓を冷やさないようにしましょう。
まあ生野菜とかヨーグルトとかごちゃごちゃ紹介しましたが、第一にやるべきことは冷たい飲み物や食べ物を食べないというのは間違いないでしょう。
仕事終わりにキンキンのビールを飲みたい気持ちはわかるんですが、それはダイレクトに私たちの内臓を冷やしてしまいます。
また普段から家にいるとき、冷たい飲み物を飲みがちな人はぜひ常温のものを飲むという習慣を身につけてほしいと思うんです。
水を飲む時もぜひ常温でよろしくお願いいたします。
それでは次に内臓を冷やす原因の2つ目、血流を悪くする生活習慣について解説していきたいと思います。
さて2つ目は血流を悪くする生活習慣が原因です。
暴飲暴食をしたり、血管を圧迫する衣類などを着続けたり、姿勢が悪かったり、様々なことで血流は悪くなります。
私たちの体の中の温度が常に一定に保たれているのは、血液が体の隅々まで流れているおかげです。
理想の内臓温度を保つために、体の中で作られた熱エネルギーが血流に乗って体の隅々まで運ばれていきます。
そのため血流が悪くなっちゃうと熱エネルギーがうまく運ばれなくなるため、少しずつ内臓温度を下げていくことになるんです。
例えば本書で血流を悪くする生活習慣として強調されているものに足湯があげられます。
足湯は温まりそうですが、実は内臓を冷やす入浴習慣でございます。
ですので内臓を温めたいのならば、足湯ではなく半身浴をしてください。
確かに足湯はお湯に足をつけている間はポカポカと気持ちいいですよね。
しかしお湯から足を出すと、お湯につけることで拡張した足先の血管から一気に熱が逃げていっちゃうんです。
そのため気づいた時には湯冷め状態となって内臓を冷やしてしまう原因になるんです。
足も内臓も温めるには半身浴がおすすめでございます。
半身浴が体の中まで温まるのは、お湯の量を減らすことで心臓への負担が少なくなり、長く入浴でき、体が芯から温まるからでございます。
最低でも20分以上、頭皮から汗が滴り落ちるまで、40度以下のぬるめの湯に、みぞおちより下の部分だけを湯船につけてください。
半身浴が苦手な人は、少なくともシャワーよりお風呂に入るようにいたしましょう。
また足が冷たくて眠れないから寝る時に靴下を履いているよ、という人も要注意でございます。
ここでは詳しく理由までは説明しませんが、これは逆効果の習慣ですからやめてください。
それでは次、内臓を冷やしてしまう原因の3つ目、自律神経を乱れさせる生活習慣について解説していきたいと思います。
さて内臓を冷やしてしまう原因の3つ目は、自律神経を乱れさせる生活習慣なんですね。
人間の心臓や腸、胃、血管などの臓器は交感神経と副交感神経という2つの自律神経によってコントロールされております。
しかし自律神経はストレス、生活リズムの乱れなどにより、そのバランスが乱れてしまうことがあるんです。
この自律神経の乱れが原因で増えているのが隠れ冷えでございます。
これは体温は高いのに内臓温度が低い人たちのことでございます。
さていかがでしょうか。
内臓を冷やしてしまう原因をここまで3つ解説してきました。
まずはこれらの原因を遠ざけるところから始めていこうではありませんか。
ではここいらで2限の内容をまとめておきますか。
ポイント1
内臓温度が低いままウォーキングやマッサージなど健康に良いことに取り組むことは、
エンジンに不調があってうまく走らない車を無理やり何とか動かそうとしているのと同じであまり効果がない。
ポイント2
内臓を冷やしてしまう3つの原因は、①体の中から冷やす食習慣、②血流を悪くする生活習慣、③自律神経を乱れさせる生活習慣。
さて、では次ラスト3限で冷えて弱った内臓を蘇らせる3つの方法について解説していきたいと思います。
では3限ではいよいよ内臓温度を上げる方法について具体的に解説していきましょうか。
著者は内臓温度を上げるために次の3つの方法を提案されております。
- 究極の温め食材、飛発、ロングペッパーを取る。
- 防寒テープ貼り。
- ホカホカストレッチ。
では、それぞれわかりやすくサクサクと解説していきましょうか。
まずは1つ目の究極の温め食材、ヒハツ(ロングペッパー)を取るから解説していきます。
さて、病気を遠ざけ、一生元気でいたいのなら、とにかく内臓を温めることが先決です。
それは決して難しいことではありません。
この第一歩がヒハツ(ロングペッパー)という香辛料を取ることであると著者は言います。
ヒハツとはロングペッパーやピパーチ、ヒバーチとも呼ばれる胡椒の一種でございます。
胡椒と味は似ていますが、よりピリッとした辛味とエスニックな香りが食欲を増してくれます。
初めて聞くようという人もいるかもしれませんが、インドでは紀元前から食生活に欠かせない香辛料であり、薬としても使われてきたそうです。
このヒハツこそ究極の温め食材で、食べるだけで十分に内臓温度を上げる効果があります。
しかもヒハツの摂取方法はとっても簡単。
普段食べている食事にかけるだけでございます。
あまり見かけないようという人もいるかもしれませんが、スーパーや百貨店でも香辛料を多く取り扱っているところには置いてあります。
ヒハツ、ロングペッパー、ピパーチ、ヒバーチなどの名前で探してみてほしいです。
ネットが使えるのなら、アマゾンや楽天などの大手ショッピングサイトで、ヒハツやロングペッパーと入力して検索し、購入するのが一番簡単だと思います。
もしどうしても見つからないというときは、生姜パウダーで代用してください。
温め食材としてよく知られているものに生姜がありますよね。
しかし内臓を温めるのなら、生姜よりヒハツであると著者は言います。
胡椒の代わりにかけるだけで十分でございます。
目安は1日たったの1g、小さじ1/2程度で十分だと思います。
これを毎日続けると内臓温度が上がります。
好みや相性はありますが、とにかくかける。
お味噌汁やスープに一振り、うどんに一振り、今まで胡椒をかけていたものをヒハツに変えてみるのも良いでしょう。
特に肉の下味に使うのは臭みも消えておすすめでございます。
それでは次、内臓を温める方法の2つ目、防寒テープ貼りについて解説していきたいと思います。
先ほど解説した、ヒハツを取ることを習慣にするだけでも内臓は温まりますが、さらに効果を上げる方法があります。
それは体全体に届けられた熱を逃がさないようにすること。
こうすれば内臓温度はより上がります。
次の方法が血管が浮き出ている場所にテープを貼ることでございます。
名付けて防寒テープ貼りでございます。
冷え性の人の足が冷たくなるのは、足の皮膚に近い血管から熱が逃げてしまっているからであります。
冷えが気になる人、特に冷えの自覚がある人は、まず対象療法として熱を体の外に逃がさないようにすることが大切です。
血管から熱を逃がさないようにするのは実は簡単です。
足の3箇所にフィルム状のテープを、足の甲の真ん中、内くるぶしのすぐ下、膝の裏の真ん中といった血管が浮き出ている、熱が逃げやすい場所に貼るだけでございます。
また、そこだけに留まらず、自分が冷えを感じているところに貼るのも効果があると思います。
貼るテープはドラッグストアなどに売っている、医療用の防水テープでございます。
厚さがなるべく薄い、30ミクロン以下のものをお勧めされております。
商品名で言えば「デルガード防水フィルムロールタイプ」や「ニチバン防水フィルムロールタイプ」などがそれに当たります。
ロール状になっていますから、それを名刺程度の大きさに切って貼ってください。
貼り方は、それぞれテープに説明があると思います。
テープは医療用ですから、かぶれにくくはなっています。
気にならないのであれば、1日中貼っていても構いませんが、もしかゆくなるなど、皮膚に変化が起きたときは、速やかに剥がすということをお忘れなく。
それでは、内臓を温める方法の3つ目、ホカホカストレッチに解説を移っていきましょう。
さて、これまで紹介してきたように、ヒハツを取ること、テープを貼ることを習慣にするだけでも内臓は温まりますが、さらに効果を上げる方法があります。
それは、熱を作る力と運ぶ力を強化することです。
では、熱を作る力と運ぶ力を強化するにはどうすればよいか。
それは運動して筋肉、特にインナーマッスルをつけることでございます。
本書には、できるだけ簡単に自宅で、しかもちょっとした空き時間にできるホカホカストレッチというコスパの良いものを著者が紹介してくれています。
所要時間はわずか3分。
3種類のインナーマッスルを刺激するストレッチをするだけで、これなら誰にでもできるはずでございます。
それでは、内臓温度を上げるホカホカストレッチを紹介しましょう。
ストレッチは、次の3種類をそれぞれ1日1セット行ってください。
ホカホカストレッチの①ヘリコプターストレッチ、②足上ガッツポーズストレッチ、③おじぎストレッチ。
全てのストレッチを行っても約3分で終わります。
皆さん毎日忙しいとは思いますが、1日3分ならとれますよね。
それでは、それぞれ具体的にサクサク解説していきましょう。
まずは1つ目のヘリコプターストレッチから解説していきます。
いきなりやり方ですが、まず背筋を伸ばして椅子に座り、両手を伸ばしたまま肩の高さまで前に上げましょう。
両腕を伸ばしたまま上体を右にひねります。
ひねりきったところで5秒キープしましょう。
これが終われば、次は左も行ってください。
これを5回繰り返すだけでございます。
とても簡単ですよね。
そしてこれが終われば、椅子に座ってやったことと同じ動きを今度は立ってやってください。
これによりヘリコプターストレッチは完了でございます。
次は2つ目の足上げガッツポーズストレッチについてです。
まずは背筋を伸ばして椅子に座り、右肘を曲げて前に上げます。
右肘の先端と左足の膝の頭が触れるまで右肘を下げ、同時に左膝を上げましょう。
これを約30秒、リズムよく20回繰り返してください。
左も同じように20回繰り返します。
そして1つ目と同じで、これが終わったら椅子に座ってやったことと同じ動きを今度は立ってやってください。
これにて足上げガッツポーズストレッチは完了でございます。
それでは次、3つ目のお辞儀ストレッチのやり方を解説していきましょう。
まず背筋を伸ばして椅子に座り、両手をそれぞれのももに置きましょう。
両手を太ももの上を滑らせながら、上体を3秒くらいかけてゆっくり前に限界まで倒していきます。
これを20回行ってください。
これが終わったら椅子に座ってやったことと同じ動きを、今度は立ってやってください。
さていかがでしょうか。
3つのストレッチを紹介しました。
とてもシンプルですから口頭で説明してもわかると思うんですが、本書には図付きで詳しく解説してありましたので、より詳しく知りたいという方はぜひ本書を手に取って読んでみてほしいと思います。
それでは3限の内容をまとめておきましょうか。
3限では冷えて弱った内臓を蘇らせる3つの方法について解説してきました。
1つ目は、究極の温め食材、飛発、ロングペッパーを取ること。
2つ目は、防寒テープ貼り。
3つ目は、ホカホカストレッチでございました。
それでは本日のハイライトに参りましょうか。
1限で、内臓温度を上げれば病気は遠ざかるんだということ。
2言で、内臓を冷やしてしまう3つの原因について。
3言で、冷えて弱った内臓を蘇らせる3つの方法について解説してきました。
さて皆様いかがでしたでしょうか。
今回の動画を見るまで、あまり自分は内臓の温度には注意を向けてこなかったという人は結構いるのではないでしょうか。
しかし今回の動画で内臓の温度を上げることの大切さを知ってもらえたと思います。
ぜひ本書で紹介されている方法を試したり、内臓を冷やしてしまう原因を遠ざけることによって内臓の温度を上げて、あらゆる病気を遠ざけ健康的に生きていこうではありませんか。
本日は以上になります。
この動画が良かったよという人は、私のやる気アップとさらなる動画のクオリティアップ、励みにつながりますので、高評価ボタンとチャンネル登録、ポチッとよろしくお願い申し上げます。
また本要約チャンネル、論文解説チャンネル、残酷すぎる世界の真実という3つのチャンネルを頑張って更新しておりますので、興味のある方は他のチャンネルにも概要欄のリンクから訪れてみていただけると、私はとても嬉しく思います。
それでは、また次の動画で皆さんと一緒に学習できること、そしてどんどん賢くなっていけることを楽しみにしておりますよ。
また次の動画でお会いいたしましょう。
本日はご静聴ありがとうございました。
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