文字起こし:【ベストセラー】「長生きしたけりゃ 小麦は食べるな」を世界一わかりやすく要約してみた【本要約】

 

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小麦がすべての原因だった。

たった3週間の脱小麦であなたの体に奇跡が起きます。

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みなさん、どうもこんにちは。

本要約チャンネルのタケミでございます。

今回は本間良子先生の「長生きしたけりゃ小麦は食べるな」を要約していきたいと思います。

最初に申し上げておくと、この本は非常に有益で皆さんの人生を変えるほどの威力があると感じたので、この動画でこの本に興味を持っていただきましたら、ぜひ一度手に取って読んでみることをお勧めします。

下にリンクを入れておきました。

ではでは早速、人生を変えるほどの威力がある本書の内容に切り込んでいきましょうか。

 

本日のお品書きは次の通りです。

 

1限で、体の不調の原因のほとんどは小麦が原因であるということ

2限で、なぜ小麦はこんなに体に悪いのかということ

3限で、脱小麦生活の実践方法についてわかりやすく解説していきたいと思います

 

ではでは早速、1限の「体の不調の原因のほとんどは小麦が原因」から解説を始めていきましょうか。

さて本書の結論はね、極めてシンプルでございます。

体の不調の原因のほとんどは小麦が原因である。

だから長生きしたければ小麦は食べるな。

脱小麦で人生が変わる。

脱小麦生活で健康になろう。

脱小麦こそ最強の健康法である。

まあ本書の結論をシンプルに言うとこういうことになります。

筆者はたった3週間の脱小麦で、あなたの体に奇跡が起きるというのです。

糖尿病や高血圧、慢性疲労、よく寝れない、昼に眠くなるといった睡眠障害、さらに高年期障害、アレルギー、うつ病ADHD、イライラなど、これら原因不明の体と心の不調を解説する方法はシンプルでございます。

それは小麦をやめること。

私たちの体は食べたものでできているんです。

食べ物が健康に大きな影響を与えるということに反論する人はいないでしょう。

体に良いものを食べれば健康を維持できますが、体に悪いものを食べてしまうと当たり前ですが体調を崩して病気になります。

では悪い食べ物とはどういうものでしょうか。

意外に思われるかもしれませんが、あなたが美味しいと言ってね、毎日食べているものに実は悪い食べ物があります。

それが本書のテーマ、ズバリ小麦なんですね。

なかなか疲れが取れない、いつも体がだるい、頭痛や肩こりがある、関節が痛い、アトピー、喘息、花粉症などのアレルギーがある、肌荒れや乾燥肌に悩んでいる、集中できない、イライラする、あなたはこんな体の不調に悩んでいないでしょうか。

実はこれらの症状で悩んでいた多くの人たちが、たった3週間、脱小麦生活を試しただけで病状が改善しているんです。

体調不良をお医者さんに話しても異常はありませんとか、ストレスでしょうとか、加齢のせいですよと言われたりしていませんか。

本当の原因はそんなことではないんです。

小麦のせいなんです。

筆者は皆さんに知ってほしいことは、パンや麺などの小麦を中心にした食生活が健康に大きな影響を及ぼしているという事実であると言います。

巷には様々な健康法が溢れていますが、大切なのは新しい何かを始めることではなくて
、悪いものをやめることではないでしょうか。

すなわち小麦をやめる、たったこれだけのシンプルな方法で原因不明だと思われていた
多くの不調の改善に役立つだろうと筆者は言うんです。

ですから筆者は私たちに、ぜひ小麦をやめる生活を始めてほしいと言っているわけです。

とはいえ、いきなり小麦をやめろと言われても納得できない方も多いのではないでしょうか。

それは小麦というものが、あまりにも私たちの生活に慣れ親しんだものであり、パンやピザ、パスタなどは、もはや私たちの生活と切っては切れない関係にあるからでございます。

そしてパンやパスタやピザが俺は大好きなんだよ、それをやめるなんて無理だよ、という方もいらっしゃるかと思うんです。

そういう人にとっては、今回の内容は悲報でしかないとは思うんですが、そのような人にも納得できるように、これからなぜ小麦が悪いのかということを、しっかりと科学的に解説していきたいと思います。

 

その前に1限の内容をまとめておきますか。

 

ポイント1

本書の結論は、体の不調の原因のほとんどは小麦が原因であるということ。

だから長生きしたければ小麦は食べるな、ということでございます。

筆者は脱小麦で人生が変わる、脱小麦こそ最強の健康法である、たった3週間の脱小麦であなたの体に奇跡が起きると断言している。

ポイント2

今現在、何かしらの不調に苦しんでいる人、そして病院に行っても異常はないとか、ストレスのせいだと言われてしまう人は小麦をやめる生活をぜひ実行してみよう。

 

それでは次に2限で、なぜ小麦がこんなに体に悪いのかということを解説していきます。

さて1限では小麦が悪いという結論を強調させてもらいました。

しかし、なぜ小麦が悪いのかということをしっかり理解しないと、小麦をやめる生活を実践する気も起きないでしょうし、大好きなパンやパスタを諦めることもできないかと思うんです。

そこでこの2限では、なぜ小麦が私たちの体に悪いのかということを徹底的に解説していきたいと思うんです。

まずは皆さんに馴染みのある原因から説明しましょうか。

グルテンフリーという言葉をね、皆さんは聞いたことがあるかと思うんです。

小麦にはグルテンというタンパク質が含まれていて、これが私たちの体にめちゃくちゃ悪いからグルテンを取らないようにしようということで、今世の中に様々なグルテンフリーの食材が溢れているというわけなんです。

グルテンを摂取すると、このグルテンが体のいたるところでエラーや炎症を引き起こしてしまいます。

今、炎症と言いましたが、実はあらゆる体の不調は各部位が炎症することが原因で起こるんです。

それこそ腸が炎症すれば下痢や便秘になるし、脳や神経が炎症すれば認知症の原因となるんです。

つまり体内に炎症を引き起こす食べ物こそが小麦であり、私たちは小麦を諦めるべきなんです。

このように申し上げると、でも私は別に小麦アレルギーがないから大丈夫、そう思って毎日小麦を食べている人はたくさんおります。

いわゆる小麦アレルギーは、小麦を摂取すると体の各所で敏感なアレルギー反応を起こす症状で、確かにこれに当てはまる人は多くはないかもしれません。

しかし筆者はグルテン不耐症の人は日本にはたくさんいるのではないかと見ています。

グルテン不耐症の症状は小麦の消化吸収がうまくいかず、体の中に炎症を引き起こしやすくなる症状のことです。

生まれつき遺伝的な要素も関係しているんですが、それよりも小麦をたくさん摂りすぎているためにグルテンに敏感になってしまう人がたくさんいるというのが現状です。

要するに体が許容できる範囲を超えた小麦を、知らず知らずのうちに私たちは食べてしまっているわけです。

筆者は脱小麦専門の外来を開設しているそうです。

しかし不快な症状に耐えられず脱小麦専門の外来を訪れる人はほんの一部です。

それ以外のほとんどの患者さんは自分がグルテンに敏感なんてこれまで考えたこともない人たちばかりです。

脱小麦専門の外来に来院される患者さんは長年に渡って漠然とした不快症状を抱えていて、やがてそれに耐えるのが辛くなってきた人たちでございます。

患者さんの多くはまずお腹がよく痛くなることや、便秘、下痢気味であること、吐き気があるといった消化器系の症状を訴えます。

またグルテンは頭痛や失神、不眠、しつこい疲労感などの全身性の症状を引き起こしやすく、これが進んでいくとイライラや鬱症状といった、メンタルに関する症状も出やすくなります。

最近はADHDや子供の学習障害のような症状もよく見られるようになりました。

でもそんな症状に長年悩まされてきた人が筆者のクリニックで特別な医学的治療を施さなくても、多岐に渡る症状が驚くほど楽になっているそうです。

一体どんなことをしたのでしょうか。

それは食事から小麦を抜いただけでございます。

さていかがでしょうか。

繰り返しになりますが、私たちが毎日食事で頻繁に食べている小麦にこそ最大の不調の原因があるんです。

そして筆者は、日本は小麦の恐ろしさがあまり語られていないと言います。

そして一般的に小麦をよく食べていると思われている欧米人の方が、現在小麦は体に良くないと気づき始めております。

これを聞くと欧米人はパン食でしょうと、それでも平気なの?と思われるかもしれません。

しかし実は日常生活レベルでも、欧米にはグルテンフリーの食品がたくさん販売されており、簡単に手に入れることができます。

それこそパン屋ではグルテンフリーかグルテンインかを自分で選ぶことができ、ピザ屋でも生地の厚さと同じ感覚でグルテンフリーの生地を選べるんです。

また近年ではグルテンフリーを含む食事の改善によって、世界最強のテニスプレーヤーとなったノバク・ジョコビッチ選手をはじめ、アスリートや著名人が脱小麦を実践し、その成果を広めていることも影響しているでしょう。

ちなみに欧米人のグルテン過敏症についての研究論文はたくさん発表されております。

またアメリカではグルテンに関する自己免疫疾患の検査が気軽にできるため、自分が小麦を食べると体にどんな反応が現れるのか簡単にわかるようになりました。

こうして、これまで小麦を食べていた人がずっと放置していた症状が広く知られるようになって、今小麦をやめる人がどんどん増えているというわけでございます。

つまり昔から慢性疲労の人もいるし、免疫疾患の人もいるし、うつ病を抱えている人もいて、みんな一緒にされていたところ、グルテンの検査ができるようになったことでグルテン過敏症という病名がついたわけです。

日本人はパンやうどんやパスタが大好きで、週に何度もラーメンを食べる人もいます。

そんな人は小麦によって頑張れない体になるということを覚えておいてほしいんです。

さて少し話をまとめましょうか。

まず、あなたの体に今現れている様々な不快な症状は、ほぼ体内の炎症によって引き起こされております。

そのため炎症をいかにコントロールするかが長生きするために大切なことになります。

そして体内に炎症を引き起こすのが、まさに小麦です。

頑張れない体になってしまうのは、まるで火に油を注ぐように毎日小麦を食べているからなんです。

小麦によって体内のいろいろな部位で炎症が起こり、その炎症を沈めるために副腎という臓器からコルチゾールと呼ばれるホルモンが大量に分泌されることが主な原因でございます。

そして、これらの炎症の中でも特に恐ろしいのが小腸の炎症でございます。

小腸が炎症を起こすと、まず食物からの栄養素、中でもタンパク質を吸収しにくくなります。

すると体はタンパク質でできているため、太りやすくなったり、肌が荒れたり、イライラしたりと様々な症状が現れます。

頑張れない体になっている人は、99%腸に問題を抱えております。

どんな健康法を試すよりも、まず腸の炎症を取り除くことが大切な理由はここにあります。

さて突然ですが、皆さんはリーキーガットという言葉を聞いたことがありますか。

英語でガットは「腸」、リーキーは「漏れる」という意味でございます。

つまり日本語に訳すと腸漏れです。

最近では英語の情報だけではなく、日本語でもリーキーガット症候群とインターネットで検索すれば多くの情報が得られる状況になってきました。

腸漏れとは腸の粘膜の細胞が傷ついて炎症を起こし、その細胞に隙間ができることで腸壁にごく微細な穴が開いたような状態を指します。

微細といえども隙間は隙間でございます。

腸壁に隙間ができると、そこから腸内にいる細菌や毒素、未消化の食べ物などがどんどん漏れ出てしまうんです。

本来は腸の細胞と細胞の間は、しっかりと閉じられております。

しかし、そもそも人間は食べ物から必要な栄養素を吸収しなければならないので、腸壁の細胞と細胞の間は開くようにできているんです。

しっかりと栄養を吸収できるように細胞と細胞の間をオープンにする働きが備わっているんです。

しかし小麦を食べることで腸の細胞と細胞の間が開きっぱなしになってしまうんです。

するとどうなるでしょうか。

まるで鍵をかけずにドアが開きっぱなしの家みたいに、悪い泥棒がそこから次々と入ってきてしまうような状態になります。

つまり毒素や未消化の食べ物まで入ってきてしまうんです。

そうして炎症が起きるとますます腸内環境が乱れて、しかも乱れの原因となる毒素をどんどん体内に取り込んでしまう悪循環になっていくんです。

これが恐ろしい腸漏れ症候群でございます。

腸漏れによって免疫システムが暴走を起こしてしまうんです。

朝はパン、昼はパスタ、夜はシチューといった食事を続けていると、腸壁の細胞が開きっぱなしになります。

そして異物が体にたくさん入ってきて炎症が起きてしまう。

するとこれは大変だと免疫システムが働いて抗体が作られ、この抗体が異物を攻撃し始めます。

もちろん、このとき免疫機能が働くことはとても大切な体の機能です。

でも開きっぱなしのドアから次々と入ってくる毒素や異物と戦っていると、過剰な攻撃となって周りの腸壁の細胞まで傷つけてしまうんです。

その結果、炎症がますます増えてしまって、アレルギー反応などを引き起こしながら体を疲労させていくんです。

しかも小麦は腸にカビの一種である「カンジダ」を増殖させるため、免疫機能はこれに対しても攻撃しなければなりません。

結果、ますます腸内の粘膜を傷つけてしまって、炎症がひどくなってしまいます。

さらに腸漏れになると毒素が全身へ回るという最悪な事態が発生します。

腸漏れ症候群が恐ろしいのは、その悪影響が腸に留まらない点にあります。

なぜならば小麦を食べることで、体内にあるあらゆる細胞と細胞の繋がりのある部分が開きやすくなってしまうからです。

すると脳には血液脳関門と言われる、脳の血管に不必要なものを入れないためのバリアがあるんですが、その血液脳関門を開きやすくしてしまうんですね。

そして脳漏れと言われる状態になります。

小麦を食べ続けていると腸漏れが脳漏れへと広がっていく状態を招くんです。

また、その過程で体のあらゆる部分に漏れを起こす状態になってしまうことにも繋がります。

さてね、一気にちょっとバーっと解説してしまったんですが、まあね、小麦が私たちにとってなぜ悪いのかということや、いかに小麦が悪いのかということについては、もうさすがに十分理解してもらえたと思うので、これ以上小麦のデメリットを強調することはしません。

小麦って恐ろしいんだなぁということを認識してもらい、今の体調不良を改善したり、さらにもっと健康的でパフォーマンスを上げるために、ちょっと小麦をやめるということを実践してみようかなと思っていただければ十分でございます。

では小麦をやめる生活の始め方を3限で具体的に解説していきたいと思います。

 

その前に情報量が多かった2限をここでまとめておきましょうか。

 

ポイント1

グルテンを摂取すると、このグルテンが体の至るところでエラーや炎症を引き起こしてしまう。

実はあらゆる体の不調は、各部位が炎症することが原因で起こる。

ポイント2

小麦を食べると腸や脳が炎症を起こし、腸漏れや脳漏れなどが起こり、全身に毒素が巡ってしまう。

その毒素と戦うため体は免疫反応を起こさなければならないので、私たちの体はどんどん疲弊していく。

ポイント3

これらの恐ろしい状態を改善するには、小麦を抜く生活をするしかない。

 

それでは次3限で脱小麦生活の実践方法について解説していきたいと思います。

さて、ここまでの解説を聞いてくださった皆さんは小麦を抜いて自分の体調がどのように変化するのかを確かめてみたいというモチベーションで溢れていることでしょう。

そんな私たちに、筆者はとりあえず3週間小麦を抜く生活を続けてほしいと言うんです。

なぜ3週間なのか、それは単純に1週間では効果が現れない場合が多いからでございます。

病状が重い場合はさておき、病状がそれほど重くない場合、1週間で効果を感じる人は割合としてはやはり少なくなってしまいます。

そして、もし効果が少なければ大抵の場合、無理して小麦をやめなくてもいいかとか、小麦やめても大して変わらないなとなって、続けるモチベーションが弱くなってしまうんです。

やめる前とやめた後でその差が実感できませんので、元の食生活に戻りやすいというわけでございます。

結局のところ、1週間小麦をやめて1週間後に元に戻すと、不快な症状が改善される実感を持てずそのまま脱小麦を続けにくくなってしまうんです。

もちろん何もしないよりは1週間続けるだけでも体に良いでしょうし、リズムができてその後も続きやすくなるでしょう。

そこで、あくまで3週間を目標としながらも、最初はあまり自分を追い込まずに慣らし運転のつもりで1週間続けてみてください。

3週間の脱小麦生活を続けた患者さんのほとんどは、その後、小麦を口にするとだるい、頭痛がする、食べたらすごく眠くなる、体が重くてやる気が出ない、というような症状を訴えます。

そうして、そうした体験をして初めて、やっぱり小麦が合っていなかったんだと体で気づくことができる。

結局ね、私たちは自分でやってみて効果を感じたことしか継続できません。

マジで小麦を抜いたからめちゃめちゃ体調が良くなったじゃん、という経験を自分でしなければ続けることなどできやしないんです。

逆に言えば、しっかりと実感できれば楽々と継続できるはずなので、まずは3週間というものを目安に行ってみましょう。

とは言ってもですよ、小麦を食事から抜くなんて大変そうだなぁと、今まで慣れ親しんできたパスタやピザをやめることなんてできるのだろうか、そう思う方もいるかもしれません。

 

そこで脱小麦を続けるためにはコツが4つあるのでそれらを紹介します。

 

脱小麦を続けるコツ

  1. 小さい小麦は無視、主食の大きい小麦だけをやめる。
  2. 好きな食べ物は諦めずに代用する
  3. 平日だけ脱小麦をして休日は心のリセットにする
  4. 症状の変化を記録してモチベーションを上げる

 

これら4つのコツを押さえていただければ楽々と脱小麦生活が続けられます。

では順番にサクサクと解説していきましょうか。

まずは一つ目の「小さい小麦は無視、主食の大きい小麦だけをやめる」から解説を始めていきます。

まず完璧主義をやめて、主食の大きい小麦だけを抜いてみることからスタートしましょう。

つまりパン、麺類を完全にやめて、できればカレーやシチュー、餃子、洋スイーツなどもやめるイメージでございます。

醤油などの調味料に入っているような小さい小麦はそのまま取ってもらっても構いません。

またフライや天ぷらの衣なども極端に多くなければ大丈夫です。

それでも案外多くの人がパン食なので、主食が変わるだけでも大きな変化があるはずでございます。

特に高齢になればなるほど朝食に食パンを食べる人がたくさんいるようです。

朝食にパンを選ぶ理由はわかります。

用意するのはバターやジャムぐらいで、調理の必要がほとんどないからやっぱり楽なんですよね。

時間のない朝ですから、そうしたくなるのも理解できます。

しかし朝食をご飯にするだけで体調はみるみる良くなっていきます。

もし糖尿病の治療をしている人なら、朝のパン食をやめるだけで血糖値も良くなっていくでしょう。

それでは次、コツの2つ目「好きな食べ物は諦めずに代用する」について解説していきたいと思います。

脱小麦がうまくいかない人は、いきなり全ての小麦をやめようとしてしまうからかもしれません。

もちろん主食から小麦は外していただきたいんですが、これまで大好きで食べていたパンやパスタというレシピ自体をやめてしまうと、あまりに口寂しくてすぐにその反動が来てしまいます。

そこで、そんな時は代用食材を活用するのが心にも負担が少ない方法です。

パンやパスタ自体をやめるのではなく、それらの素材を変えて同じように食事を楽しめばいいんです。

今は小麦代用食材もたくさん販売されるようになりました。

米粉や大豆粉を使って焼いたグルテンフリーパンはその代表でございます。

米粉のパンは冷凍品でも市販されているので、冷蔵庫に保存しておけば朝食時に解凍するだけで簡単に脱小麦生活を実践できます。

グルテンフリーのパスタもかなり広まっています。

かつてはインターネットでの注文が中心でしたが、今は一部大手スーパーではグルテンフリー専門のコーナーが設けられるほどになりました。

麺類に目がないという人も多いと思いますが、うどんやラーメンをそばに変えていけば、かなりの小麦を減らせます。

特に外食では気軽に十割そばを食べられる店が増えておりますし、加えてフォーや冷麺などのエスニック料理をチョイスするなどすれば、十分に麺料理の美味しさを楽しめると思います。

それでは次、コツの3つ目「平日だけ脱小麦をして休日は心のリセットにする」を解説していきたいと思います。

小麦は少しでも食べないに越したことはありません。

その意味で言うと、小麦の量や回数をいつもより減らすだけでも体には良い効果があるんです。

そこでまずはパンや麺類、お菓子などをよく食べる人なら、パンだけは食べないようにするなど、自分ができるところから始めてみてほしいんです。

特にパンは主食として毎日食べる人が多いため、麺類やお菓子をやめるよりはパンだけを抜くと決めると効果はより出やすくなると思います。

時間はかかるかもしれませんが、それでもずっと続けていれば体調の変化を感じ取れるようになるはずです。

ただし、しっかりやめた方がもちろん体には良く、減らせば減らすだけ効果があるのは言うまでもありません。

その意味では、例えば朝だけ小麦を抜くよりは週5日だけ脱小麦にする方が、より続けやすくなるでしょう。

なぜなら3食のうち1食を抜いても、結局は毎日小麦を食べているので大きな変化がなく、体調が変わったという感じを得られにくいからでございます。

そこで、できる人はむしろ平日は完全に小麦を抜いて、休日は家族に合わせて適度にというイメージで進めてみるのが良いでしょう。

それでは次、コツの4つ目「病状の変化を記録してモチベーションを上げる」について解説していきたいと思います。

脱小麦を実践するときに意外と大切なのが、自分の症状を記録しておくことでございます。

頭痛がなくなってきたとか、便秘が少しマシになってきたとか、そんな脱小麦で変わってきた体の変化を記録しておけば継続する手助けとなるんです。

なぜなら、病状が少し良くなると人はその事実をすぐに忘れてしまって、当たり前に感じてしまうものだからです。

不快な症状は、ある日突然良くなるわけではありません。

脱小麦を続けるうちに少しずつ良くなっていくものです。

すると少しずつ強くなっていくだけに、最初の頃に比べてどのぐらい良くなったのか記録しておかなければ、頭ではなかなか分かりにくい面があるんです。

中には、せっかく小麦を3週間やめたのに、久しぶりに小麦を食べて頭が痛くなると、体が小麦を受け付けなくなってしまったと不安になって、逆に以前のような強い体に戻らなくてはと小麦を食べる理由を探してしまう人までいるんです。

だからこそ脱小麦の食生活では、自分だけが感じられる変化をきちんと記録しておくと正しく続けていく助けになるはずです。

項目は人によって異なります。

例えば、例を挙げると食後の眠気、だるさ、お腹の張り、おならの匂い、便の匂い、肩こり、頭痛、アレルギー症状など、実に様々なものがあります。

 

それでは3限の内容をここいらでまとめておきましょうか。

 

ポイント1

脱小麦生活は1週間では効果が現れない場合が多いから、3週間続けてみよう。

ポイント2

脱小麦を続けるコツは4つ。

  1. 小さい小麦は無視、主食の大きい小麦だけをやめる
  2. 好きな食べ物は諦めずに代用する
  3. 平日だけ脱小麦をして、休日は心のリセットにする
  4. 症状の変化を記録してモチベーションを上げる

 

それでは本日のハイライトに参りましょうか。

 

1限で、体の不調の原因のほとんどは小麦が原因であるということ

2限で、なぜ小麦はこんなに体に悪いのかということ

3限で、脱小麦生活の実践方法について解説させていただきました

 

さて、いかがだったでしょうか皆様。

本日は私たちが抱えている様々な不調の原因は小麦であるという議論に始まり、なんで小麦は私たちの体にこんなにも悪いのかということもしっかりと理解していただきました。

そして最後に具体的な脱小麦生活の実践方法まで解説させていただきました。

私もグルテンフリーとか小麦が体に悪いということはなんとなくは知っていたんですが、本書を読んで一度自分もしっかりと完全に小麦を止める脱小麦生活を3週間実践してみて、その成果を記録しよう、自分の体調やパフォーマンスがどのように変化したのかを記録してみようと、本書を読んで決意いたしました。

皆様、私と一緒に脱小麦生活を3週間やってみませんか。

私も頑張りますので皆さんも一緒にちょっと頑張ってみませんか。

それによって体調が圧倒的に良くなったのならば、非常に素晴らしいことではありませんか。

 

本日は以上になります。

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それでは本日はご静聴ありがとうございました。